わが社に一鉢の観葉植物がある。
その観葉植物は5年ほど前に購入し、最近の我社の歴史をみてきている。
約4年ほど前に当社に苦境に入っていた。
そのとき、この木は葉がたった二枚にまで減った。
そしてその後会社が徐々に盛り返してくると同じように葉をつけ始めた。
しかし最近ちょっと伸び悩んでいることに気がついた。
すると、観葉植物育成に詳しい当社の若い社員曰く、
「社長、この植物は根が成長して、鉢が小さすぎるので、鉢をあげなければいけませんよ」
とのことで、植え替えてもらった。
すると一週間するか否かで、若い葉が何枚もでてきた。
あまりの変化にちょっと驚いた。
観葉植物は、何も世話をしなければ枯れてしまう。
適切な水遣りや日当たりや虫取りなどで、すくすく育つ。
る程度成長したら、今度は器を大きいものに変えてあげる必要がある。
そして、また世話をしてすくすく育つ
そして、ある一定以上の育ったら鉢や土を入れ替える。
人の成長も同じようなことが必要なのかもしれない。
まずは水遣りのごとく、やる気を与える。
そして、ある一定のレベルに達したら、鉢の植え替えのごとく仕事の任せ方を変える。
そういうことを観葉植物を教えてくれているのかも知れない。と思った。