去る7月3日の横浜FC vs 栃木で地味な大記録が更新された。
キングカズこと三浦知良選手が、
自身のもつ最年長得点記録(従来45歳3カ月1日)を
46歳4ヶ月7日に更新した。
運動量が多いサッカーで、この年齢で現役でいること自体が
かなり驚異的なことだろう。
世界的にみてもかなりすごい記録だろう。
(※FIFAではプロリーグでの世界最年長記録はデータとして収集していない)

そして、日経新聞にこのことに関わる興味深い記事がでていた。
本人いわく、リーグ最年長ゴールは、ご褒美であり付録であると。
大事な本体は練習にあると。
カズいわく、ゴールとより本当にすごいのは、毎日練習することにあると。
彼の場合は、2013年現在フル出場はなく、2試合に一度途中出場である。
だからといって、練習自体も少なくしているのではないそうた。
今でも50試合フル出場するときと同じ練習をこなしているとのこと。
出場機会や出場時間が少ししかないのに、地味なことを、
同じ事を高いテンションでやり続ける。
このことがすごいのではと本人が言っている。

誰でも結果に注目がいく。
でも結果は地道なプロセスの積み重ねで生まれてくるものである。
そのプロセスをよくすること、工夫すること、そして地道に継続することを
どれだけ重ねることができるだろうか?
そのあたりに、リーグきっての長寿選手の秘密があると思った。

コンフェデ杯のネイマールのゴールもすごかったが、
カズの最年長ゴールも負けてはないと思った。